「furu(読み方はフールー)という月額980円の有料動画サービスを利用していることは 以前書きました。PCで契約してiPhone でもiPad でも観ることが可能。 面白くなかったら 即、途中でストップして次の映画をクリック。これもまたお得感は満載。 もともと趣味は「映画鑑賞」などと履歴書に書いていたほどの映画好きでしたが パソコンと付き合うようになってからは時間が無く、本を読むか映画を観るか選択に迫られ 本を読む方に軍配は上がってました。 980円払っているんだから…という気持ちが無いと言えばそれは嘘で 元は取らなきゃ と思ってますが 決して新作である必要はない。 むしろ、映画を観なくなってからの期間が長い分見逃している作品も多いのです。 何を今更といわれそうですがこれまで観た中で「観てよかったー!」と思える作品は スイス映画の「マルタのやさしい刺繍」 たぶん、スイスで作られた映画を観るのは初めて。 本国では「グレートレディ」と呼ばれている当時88歳の大女優さんが演じています。 保守的なスイスの小さな村の80歳になるおばあちゃんがご主人に先立たれ 早く夫の元へと願う毎日から一転 自分の若いころからの夢だったランジェリーの店を 持ちますが 保守的な村人たちからは「いやらしい」と全く相手にされません。 牧師である息子にも激しくののしられたうえ、思いを込めて作った商品は息子の手でゴミ箱に。 身内からも村人からも受け入れられない彼女の夢は、友人の提案で以外にもインターネット で通販という形でかなえられることに。 マルタを助ける友人たちがまたいいのです。 その年齢で初めてパソコンに取り組む姿が いじらしくて 自称、超初心者ですと入会してくる女性会員の皆様の姿と重なって 応援したくなる。 可笑しくて、悲しくて 元気がもらえる、なんともいえない味のある映画でした。 そして思わず「うわぁー綺麗だー!」と叫んでしまうほどの緑色の山々の風景、 吸い込まれそうでした。 本国では観客動員第1位だったそうで 日本では2008年に公開されたようです。 次によかったのは「奇跡のシンフォニー」 簡単に言うと孤児院で育った少年が 実の両親に会うまでの物語。 この少年が持って生まれた音楽の才能がまさに天才であることから起こる さまざまな出来事。主演の少年がこれまた 可愛い。 この少年が奏でるギターは必見の価値あり と私は思います。 今回は 刺繍つながりで(刺繍とは言えないけど)和装仕立ての「モダーン和綴じ本」 これは私のネーミングではないですよ。製本の先生がそう言ってます。 表紙にステッチ模様をつけ、さらに溝をつけることで開きやすくしています。 正直に言うとステッチの方向を1本だけ間違えています。分かるかな? Top▲ |
by yygmmana
| 2012-05-24 23:02
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